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ジョン・グレイ博士から学んだ「幸せなパートナーシップを築く7つの秘訣」

time 2016/05/12

ジョン・グレイ博士から学んだ「幸せなパートナーシップを築く7つの秘訣」

こんにちは。本田健です。

ジョン・グレイ博士がいよいよ来日します。彼の来日にあわせ、私がジョン・グレイ博士から学んでいることをご紹介します。

今回は「幸せなパートナーシップを築く7つの秘訣」というテーマでお伝えしていきたいと思います。

 

1)つながることを意図する

パートナーシップの一番大切なことは、「つながること」です。そのためには、相手がどういうことを考えて、何を感じているのかを理解すること。そして、自分のことを伝えて、相手に理解してもらうことの2つが必要です。

相手と自分がつながった感覚でいることは、この上ない幸せを二人にもたらします。仕事がうまくいかなくても、病気になっていても、ふたりがつながってさえいれば、幸せ感は消えません。

ふたりがつながっていく過程で起きるのが共感です。心が共振している状態が、つながっているという感覚を生みだすのです。これは、パートナーシップに限った話ではありません。誰かと共感できると、ふたりの距離がぐっと近くなります。
2)男性と女性の感じ方、考え方の違いを知る

男性と女性は、基本的に違うということを頭においておかなければ、つい「なんで、あんないい方をするのだろう?」と感じてしまいます。

また、場合によっては、「どうして、ひとこと言ってくれないんだろう?」と感じるかもしれません。男性と女性では、感じ方、考え方が違います。小学校くらいでそれは分かっているはずなのに、大人になると、相手は理解出来るはずだと考えてしまいます。

愛があれば、もっと理解しようとしてくれるはずだというのは思い込みです。相手も同じように考えるからです(笑)。

基本的に、相手と自分は違うということを最初に考えておかなければ、永遠にすれ違うだけです。

 
3)自分のことを知る

いいコミュニケーションのためには、2つの要素が必要です。ひとつは、自分を上手に表現すること、もうひとつは、相手に分かってもらうことです。その両方に必要なのは、自分自身が何を感じているか、何を考えているかを知ることです。相手に伝える前に、自分のことを自分自身が把握していないことも多いからです。

そのわりに、「理解されていない」と感じて、相手を責めてしまいます。でも、そもそも自分が自分自身のことを理解できていないのに、相手にどうやって理解してもらえるのでしょうか。自分のことを知るというのは、最初のステップでとても大事なことだと思います。

 

4)相手を感じる

同じように、相手が何を考えているのか、何を感じているのかを理解することも大事です。それができないと、相手と共感出来ないからです。私たちは、つい相手の状態を勝手に判断して、あの人はひどい人だ、無自覚な人だ、愛がない人だと考えてしまうのです。

でも、相手がどういう立場で、何を感じて考えているのかを理解出来れば、苦しそうだなとか、絶望感を感じているのかなと、想像することができます。相手の喜び、悲しみ、辛さを感じることができれば、そこから人間関係が始まります。

同じ感情は、自分の中にもあるはずで、そういうものを感じていくにつれ、相手も理解されていると感じるようになるでしょう。

なので、最初は、相手がどういう状況で何を感じているのか、想像することから始めましょう。そして、相手に、「こういうことを考えているの?」と聞いてみたりしましょう。最初は、とんちんかんで怒られる可能性もありますが、慣れてくると、だいたい理解出来るようになります。

 

5)共同創造を目指す

パートナーシップの醍醐味は、共同創造にあります。共同創造とは、聞き慣れない言葉かもしれませんが、二人で(もしくは複数で)、作っていくということです。

何かのプロジェクトかもしれませんし、家族かもしれません。愛し合う二人が力を合わせて作っていく喜びは、何ものにも代えがたいものです。愛する人があなたのことを真剣にサポートしてくれて、あなたも同じ事をやってあげる。ひとり100ポイントあるとしましょう。いい関係は100プラス100で、200になります。うまくいってない関係は、100-100のゼロになります。逆に、お互いが真剣にサポートし合ったら、100×100で1万にもなるのです。

これが、共同創造のパワーです。たったふたりでも、奇跡を起こすことができるのです。

 

6)相手を尊重する

人間関係において、一番大切なことは何かというと、相手のことを尊重することではないでしょうか。それは、別の言葉で言うと、相手の存在を認めて受け入れることです。相手のすばらしいところを見て、ほめて、味わうことです。もし、それができれば、相手は、あなたに受け入れられたと感じることになるでしょう。

でも、あなたが相手のことを、駄目な人だ、ひどい人だと判断していたら、相手もあなたに好意を持たないのは当然です。人間関係の鏡の法則は、ここでもあてはまります。

相手を尊重する最初の方法は、微笑むことです。相手に微笑みかけること、穏やかでいることは、相手にオープンでいるという意思表示になります。

また、相手の話をしっかりと聞くことも、相手を受け止めること、尊重することにつながります。私たちは、忙しさにまぎれて、つい相手の言うことをちゃんと聞かなかったり、イライラして「結論は何なの?」と聞いてしまったりしがちです。そういうコミュニケーションを取っていては、相手は尊重されているとは感じられません。

 

7)相手ととけ合う

パートナーシップの理想の形は、相手ととけあうことではないでしょうか。相手と何を話しても、話が盛り上がる、共感してもらえる、共感出来るというのが、その状態でしょう。

つきあいはじめたロマンスの時期にその疑似体験をできますが、あくまでも、お互いが持つ幻想にすぎません。本当の共感にたどりつくには、いろんなステージを経る必要があります。自分のことを理解する、相手のことを理解するという涙ぐましい努力を経て、はじめて到達する理想郷かもしれません。

さて、いかがだったでしょうか?

パートナーシップを築くために、あなたがすぐにでもできそうなことからスタートしてみてください。

 

本田健

本田健の人生相談『DearKen』パートナーシップ編