本田健の「パートナーシップ」特設サイト

ジョン・グレイ博士来日&本田健の著作シリーズ700万部突破を記念した特設サイトです

本田健GW特別コラム3回目「パートナーを見つけられない5つの理由」

time 2016/05/03

本田健GW特別コラム3回目「パートナーを見つけられない5つの理由」

 

<><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><>
本田健パートナーシップ特別コラム 第3回

「なぜ私は、シングルのままなのでしょうか?」
パートナーを見つけられない5つの理由
<><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><>

こんにちは、本田健です。

今回は、「パートナーが欲しくても、なかなか見つからないのはなぜか?」ということについてお話ししましょう。これで悩んでいる方が大勢いらっしゃるからです。現在、パートナーがいらっしゃる方にも、よりパートナーに愛される方法として読んでいただけたら参考になると思います。

パーティーやサイン会の後で、読者の方とお話しすることがよくあります。シングルの方から一番多く聞かれる質問は、「どうやったら、理想のパートナーを見つけられるのですか?」というものです。

一生独身を貫くというポリシーがあるわけではないのに、なんとなく一人でいる年数が長くなってしまった…。結婚するつもりは十分あるのに、なかなか良い人が見つからない、またはお付き合いはするものの、理想とはかけ離れた相手で、結局別れてしまうというのです。

彼らの多くは、安定的な仕事をしていて、ファッションセンスもよく、外見もきれいな女性だったり、素敵な男性なのに、結婚に縁がないのです。

本人も、数年前まで、誰かと付き合っていた記憶があるので、自分が結婚の椅子取りゲームであぶれるなんて思っていません。でも、彼氏、彼女いない歴が、3年を超えてくると、ゲームの入り方そのものを忘れてしまったかも…、と少し焦っています。特に35歳以上になってしまうと、何となく落ち着いてしまって、20代の頃の勢いが無くなってしまうものです。

たとえば、友人の結婚式の2次会で意気投合して、そのまま相手のマンションになだれ込むなんていう軽いノリが、30代ではいつの間にか無くなってしまうのです(笑)。

では、なぜ、素敵なシングルの方々が相手を見つけられないのか、僕が考える5つの理由についてお話ししましょう。シングルの方は、心臓が口から飛び出しそうになっているかもしれませんが、ダイエット前の体重測定だと思って、思いきって読んでみて下さいね(笑)。

ちょっとばかり辛くても、幸せな将来のために、ここは頑張ってください。

 

<パートナーをなかなか見つけられない5つの理由>

1)パートナーと出会うチャンスがない

いちばん多い理由が、出会うチャンスがないということです。30代にもなると、仕事で忙しく、残業する割合も増えて夜が遅くなります。仕事関係者との夜の会食やパーティーなどが入って、プライベートで趣味の会に行ったり、友人と遊んだりする回数も減っていきます。一緒に頑張っていたシングルの友人も結婚すると、だんだん子育てに忙しくなって遊んでくれなくなります。すると、友人から人を紹介してもらうチャンスも減っていきます。「職場で知り合う」、「友人の紹介」というのが結婚の2大きっかけだそうですが、そうなると職場にパートナー候補がいない場合、チャンスがなくなります。自分から打開策を講じるしかないわけです。

 

2)パートナーを見つける努力をしていない

それでもパートナーが欲しいと言いながら、忙しさを言い訳にして、肝心な努力をしていない人が結構います。職場と自宅の往復をしているだけでは、パートナーが見つかるわけはないのです。友人に紹介してもらったり、結婚相談所やサイトに登録しなければ、新しい出会いを期待するのは難しいでしょう。仕事が忙しいと、努力することも面倒くさくなります。でも、積極的に動かないと、チャンスも出会いもやってこないのは当然です。

では、縁遠くなっているシングルの人は、なぜ積極的に動かないのでしょう?

なぜなら、積極的に動くには、避けて通れないことがあるからです。「自分には、果たして理想のパートナーを魅きつけるような魅力があるだろうか?」「そもそも自分には愛される価値があるのか?」長いこと胸の中でくすぶっていたこの問いに向き合わなければなりません。

実は、この問いを避けるために、パートナーが欲しくても自分から出会うチャンスを開拓しないし、見つける努力をしていない可能性が大なのです。せっかくパートナーがいても、相手が理想のパートナーとはほど遠いし、お互いの間に距離があると悩んでいるのなら、この問いかけを自分にして、出てくる答えに向き合ってこなかったのかもしれません。

「私は愛されるはずがない」とどこかで信じていたら、愛してくれる相手を積極的に探す気にはなれませんね。また傷つくぐらいなら、昨日と同じような1日を過ごして、安全圏にとどまっている方がいいのです。もちろん、表面的にはパートナーが欲しいと思っています。でも、実際に行動を起こすのは危険です。

ここまで読んでため息をついている人がいるかもしれません。でも、ここでの朗報は、誰かがあなたの魅力に対して絶対的に「低い点数」をつけたのではないことです。今、あなたがパートナーに巡り会っていないのは、あなたの女性・男性としての魅力と全く関係ないかもしれないのです。ただ、あなたが足踏みしているだけだという可能性があるのです。

その問いに対して、イエスという答えを出すのには、少し時間がかかるかもしれません。でも、「やっぱり私/僕は愛されるに値するはずだ」と少しでも思えたら、あとはひるまずに、とにかく行動に出ることです。

パートナーがいる人は、お互いの間のわだかまりに今まで向き合ってこなかったことが、今の味気ない関係を生んでいるかもしれません。ここで、勇気を出して向き合ってみましょう。

 

3)パートナーを惹きつける磁力が弱っている

ドキッとするかもしれませんが、あなたのパートナーを惹きつける磁力が弱っている可能性もあります。磁力とは、パートナー候補を引き寄せる磁石のような力で、それがある人がモテると言えるでしょう。

10代や20代には、自然にセクシーなフェロモンが出て、パートナー候補を努力なしに引き寄せていたのに、30代になると、そういったことがパタッと無くなります。セクシーさだけでなく、気軽にデートに誘われる、誘うというノリが減ってしまうのでしょう。

パートナーがいても、お互いの間にロマンスの炎が、ずっと消えたままなことに気づいている人もいるでしょう。このままだと、「お父さん」「お母さん」という呼び名以上の関係がなくなってしまいます。それは、あなたの理想の人生でしょうか?若い頃、とてもセクシーだったり男前だったりしたあなたは、どこへ消えたのでしょう?

でも一方で、いくつになっても若々しく、魅力的な人がいます。女性、男性として輝いていて、同性も異性も魅きつけるような人です。

あなたもそうなりたいと思ったら、その人たちをモデリングしてみてください。あなたがシングルなら、あなたが憧れる人、つまり「理想的な相手をパートナーにして、幸せに輝いている人」を選んで、彼らがどこがそんなに魅力的なのか観察してみましょう。自分はその人とは似ても似つかないと落ち込むかもしれませんが、あなたが自分のセクシーさを取り戻すきっかけや大きなヒントが見つかるかもしれません。それを、若いの頃のように軽々と、「やってみよう!」と思うだけでも、半年後のあなたは輝いている可能性があります。

 

4)誰かと付き合うことをあきらめかけている

仕事に追われ、あまりいい出会いがないと、なかには「あきらめモード」に入っている人もいるかもしれません。いったん、このモードに入ってしまうと、人間的な魅力も減ってしまいます。希望を抱いていないと、人は自分や人生を良くしようという努力も怠るものです。相手側から見ても、人生に希望を持って、ワクワクしたり、輝いている人の方が魅力的に映ります。誰も、ため息ばかりつく人と一緒にいたいと思わないでしょう。

いったん、「あきらめモード」に入ると、離婚しかけている友人や、同じようにパートナーシップをあきらめかけている友人と付き合うようになり、ため息は増える一方です。

「あきらめモード」から出るのはたやすいことではありませんが、もちろん可能です。一番大事なのは、ハートブレイクを味わってでも、もう一度「可能性に賭けてみよう」と思えるかどうかです。あなたが今日以上に若いことはないのですから、先送りにしたら「あきらめ」が強くなるばかりです。

「また前と同じように傷つくだけかも…」と思えても、もう一度「愛する人との人生をあきらめたくない」という気持ちを感じてみましょう。そこからしか、何も始まりません。

そして、今度こそ、何かが始まるかもしれません。

 

5)パートナーとの生活にワクワクしていない

大好きなパートナーと一緒の生活は、本来であれば幸せに満ちているはずです。でも、過去のトラウマやハートブレイクのために、ふたりの幸せな生活がイメージできないとしたら、ちょっと残念ですね。ふたりで暮らすことにワクワクできなくなると、相手を探すことも面倒になり、パートナーを探す活動も自然と先送りになってしまいます。

そんな時は、あなたの身近で素敵なパートナーシップを持っているカップルを思い浮かべてみてください。周りにいなければ、ドラマや映画でも構いません。彼らが共に暮らしながら、日常的にどういう幸せな感覚を味わっているか、想像してみましょう。そして、それをあなたもイメージの中で味わってみてください。それは「やっぱり素敵!」と思えることが、何より大事です。

例えば、今の生活の場にコーヒーカップやタオルをペアでそろえるのもいいでしょう。2人で料理するのはどんな感じかなど、誰かと一緒に暮らすことを具体的にイメージしてみるのです。日常生活に、ふたりで暮らす感覚が取り入れられると、またパートナーシップを持つことに対してワクワクしてくるかもしれません。そのワクワクが、出会いを呼び込みます。

 

さぁ、5つの理由を見て、いかがでしたか?

これを読んだ後のあなたは、「やっぱり、パートナーが欲しい!」「もう一度頑張ってみよう!」という気持ちと、「そうはいっても難しいよ…」という気持ちの間で揺れているかもしれません。結局は、あなたがどうしたいかです。でも、あきらめた時点で、パートナーシップの扉は閉じてしまいます。

もし、あなたのパートナーがもうすでにどこかにいたとしたら、その人は、あなたと同じような不安を抱えながら、たった今もあなたを探しているはずです。世界のどこかで、あなたと出会えるのを楽しみにしているのです。きっと出会えるはずだ、と信じています。

あなたがあきらめてしまっては、その人と会うことはできません。ぜひ、ハートブレイクに負けないで、パートナー探しを続けてほしいと思います。

本田健

 

 

本田健の人生相談『DearKen』パートナーシップ編