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本田健GW特別コラム最終回「 恋愛セルフイメージを高める6つの方法」

time 2016/05/04

本田健GW特別コラム最終回「 恋愛セルフイメージを高める6つの方法」
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本田健パートナーシップ特別コラム 最終回
恋愛セルフイメージを高める6つの方法
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 こんにちは、本田健です。
 今回は、前回に引き続きパートナーを見つけたい人のために「恋愛セルフイメージを高める6つの方法」をお送りします。日ごろ、「恋愛のセルフイメージを高めるにはどうすればいいのですか?」という質問を多くいただきますので、今回は、具体的にどうすれば恋愛セルフイメージが上がるのかについてお答えしましょう。現在パートナーがいらっしゃる方にも、今日の内容は参考になると思います。パートナーにとって、より魅力的な自分になっていく方法として、ぜひ活用してみてください。

 

1)日常的に好きなことをする

 

これはパートナーがいる、いないに関わらず言えることですが、やはり好きなことをしている人というのは輝いているのです。ですから、恋愛セルフイメージを上げるには、まず好きなことをやる時間を積極的に増やすことです。

 

例えば、あなたが女性で花が好きだったらフラワーアレンジメントの教室に通ってみる、料理が好きだったらどんどん料理をする、または英語を話すのが好きならクラスに通うとか、英語で話す友達を持つということが、あなたをすごく美しく輝かせることになるのです。もちろん男性も同じです。サッカーでも写真でも旅行でも、好きなことをすることで、格段に魅力的になれます。

 

また、例えば、山登りが好きだったら山登りをしている姿の写真をFacebookに使うなど、自分が一番輝いている時を意識して活用してください。大好きなことをやっている場でパートナーと出会う確率もとても高いと言えます。ですから、自分の好きなことを通じて人と交流するのはとても大事です。人生で好きなことをやる時間を増やせば、自然にあなたの恋愛のセルフイメージは上がります。

 

2)人の恋愛を応援する

 

男女の心の機微を書いた本などを読んでいると、男性が女性に対してすごく引く時というのがあるようです。その項目の1つに挙がっていたのが「女友達の悪口を言う」です。相手の女性がどれだけかわいくても、女友達の悪口をいう姿はやはり好きになれないという男性が多いのです。

 

例えば、ある女性が「◯◯ちゃんが結婚するんだけど、その相手がサイテーでさあー」と言ったとすると、男性にはその女性の心がみにくく見えてしまいます。

 

でも、「私の5年来の友人の◯◯さんが今度結婚するの。本当に自分のことのようにうれしくて!」と言ったら、彼女はすごく素敵な人に見えるわけです。

 

恋愛だけではなく、人のことを素直に応援できる人、人の幸せを喜んであげられる人というのはすごく魅力的です。「この人は本当に素敵な人だな」と思わせる大きなポイントになるのではないでしょうか。

 

3)いい恋愛映画を観る・小説を読む

 

シングルで3年以上過ごしてしまっている方の多くの問題は、「恋愛モード」がオフだということです。

 

例えば、人生に「モード」があるとしましょう。「仕事モード」・「戦闘モード」・「休憩モード」・「バカンスモード」とかいろいろあったとして、長年シングルで過ごしている人たちのほとんどは「恋愛モード」に入っていないのです。

 

「恋愛モード」というのは、20代のうちは自然に入るものです。例えば、友達の結婚式で20代の着飾った男女が集まっているとしましょう。そこでワーッと盛り上がりついでに2次会で知り合って、すぐに付き合ってしまうということは結構あることです。でも、あなたが35歳以上になってしまっていたら結婚式の2次会での、そんな盛り上がりはもうありません。

 

20代の頃には、そんな形で付き合い始めて、それが結婚まで発展するというケースも案外あったりしますが、38歳の人が、結婚式の2次会で知り合った人と結婚するというのは、そんなにないはずなのです。そういうことから考えると、30代以上の人は自分から「恋愛モード」に入らなくてはいけないということです。

 

それには、いい恋愛映画や小説に触れることが大切になってきます。できれば、ハッピーエンドのすごくロマンチックな映画や、コメディタッチの、でもすごく感動的なものなどをいくつか見ておくと、やはり「恋愛は素敵だな!」と思えますし、あなたの心も自然とロマンスに対してオープンになります。

 

「恋愛は素敵だ! 誰かのことを好きになりたい!」というモードがオフになったまま、ある程度年齢がいってしまうと、せっかく素敵な人に出会っても名刺交換をしてしまいがちです。

 

例えば、僕の友達でコーチングを職業にしている女性がいたのですが、何人知り合いを紹介しても恋愛に発展しません。それもそのはず。相手はみんな彼女のクライアントにしてしまったからです。パートナーシップが始まったらいいなと思ってせっかく紹介しているのに、「仕事モード」ばかりがオンでは、せいぜいクライアントどまりで恋愛に発展しにくいからです。

 

「恋愛モード」に入るということは、あなたの隣に空席を作って、パートナー募集中の看板を出すということです。ロマンスに対してもう一度オープンになるには、「ロマンスって素敵!ウェルカム!」という気分に自分を持っていくことです。「ロマンスOK!」となった途端にあなたの女性/男性としての魅力も人目につきやすくなるから、これが不思議です。

 

4)友人といい付き合いをする

 

先ほど挙げた「人の恋愛を応援する」というのと似ているのですが、日常的にいい人間関係を持つということもとても大事だと思います。

 

5月20日にジョン・グレイ博士が来日されますが、僕がジョンを一番尊敬しているのは実はこの部分です。ジョンは、人といい関係を持つ天才です。小手先を使うのではなく、相手を思いやる心から自然に人と接するので、それが関係を良くしているのが、いつも見てとれます。

 

人の幸せというのは人間関係で決まります。例えば、職場の問題で実際に辞めてしまう人の一番の理由は人間関係です。逆に言うと、人間関係さえ良ければたとえ職場環境がもう一つでも、好きな仕事でなくても人は辞めません。それだけ人間関係が大きな要素だということです。いい人間関係を持っている人は幸せになれます。そして、幸せな人というのは魅力的なのです。

 

例えば、ある職場の2人のシングル女性、あるいは男性を思い浮かべてください。1人は職場ですごく嫌われ者で、「ああ、あの人ね…」みたいに眉をしかめられてしまうような人。もう1人はすごく人気者でみんなに愛されて、周りが自然にその人の幸せを願ってしまうような人。あなただったら、どちらと付き合いたいですか?

 

みなさんがそのどちらかと付き合い始めて、たまたま相手の会社に待ち合わせで行ったときに「えぇ、あなたあの人と付き合っているの??」みたいなしかめ顔をされるのと、「◯◯ちゃんの彼氏!?あの子いい子だからぜひ幸せにしてあげてね!」みたいに頼まれたりするのと、どちらがいいですか?やはり職場の人間関係を大事にして、周りから愛されている人と付き合いたいと思いませんか?

 

友達がいない、あるいは友達に悪口を言われている、評価が低いような人はあまり恋愛に入れないか、入っても短期で終わりがちです。そういった意味で友人といい関係を持っていたり、周りの人間関係を大事にしていると恋愛運も高まります。しかも、友達がたくさんいた方が恋愛するチャンスも増えるのです。友達が2人しかいないのと、20人いるのとでは大違いです。20人いれば誰かがパーティーに誘ってくれる可能性も増えるし、そうすると、またそこから出会いがあったりします。20人以上の友達から愛されるあなたは、確実に恋愛セルフイメージが上がっているはずです。恋愛は、まず周りの人間関係を見直すことからです。

 

5)自分のことを好きになる

 

「自分のことを好きになる」というのは、セルフイメージを上げるうえでなくてはならないことです。自分のことが嫌いだと、人に愛してもらうのは難しいのです。自分が好きでないものを、誰かに好いてもらうのは難しいですよね。「あなた」を誰かに好きになってもらいたいなら、あなた自身がまず自分を好きになるのが先決です。今の自分を、もし好きになれないとしても、日常において、少しずつでも自分を愛する努力をしないと、恋愛のセルフイメージは上がらないと思います。

 

さて、具体的にはどうすればいいでしょう?今まで述べてきたことが全部当てはまるのですが、自分のことを好きになれるようなこと、つまり好きなことをやったり、友達を大事にする毎日を送っていると自分はなかなかいいヤツだと自分で思えますね。つまり、自分のことを好きになるには、自己の評価が上がるような生き方をすることが大切だということです。あるいは、自分のいいところ、素敵なところを見つけてしっかり評価してあげることです。そのためには仕事を変えるということも必要になってくるかもしれないし、もっと自分にお金をかけてあげる必要もあるかもしれません。いずれにしても自分をもっとケアする、自分に意識を向けるということが大事ではないでしょうか。

 

6)小さなことに幸せを見つけて感謝すること

 

「小さなことに幸せを見つけて感謝すること」、これは恋愛に限らず人生全般に応用の効く黄金のルールです。やはり恋愛でうまくいく人、あるいは人間関係でうまくいく人というのは、感謝するのがとても上手なのです。

 

例えば、男性は特に、ちょっとしたことに感謝してくれる女性のことをすごく評価する傾向があります。これは女性の方にはなかなか理解しにくいかもしれませんが、僕はよく、この人と結婚しようと思った決め手は何だったのかと聞きます。その結果、そういう話がよく出てきました。

 

これはどこかで話したかもしれませんが、ある男性が4回目くらいのデートで、ガールフレンドを自宅まで送って行きました。満月がきれいな晩だなと思っていると、彼女がお月さまに向かって手を合わせたのです。彼が「どうしたの?」と聞いたら、彼女が「今、お月さまに感謝していたの」と言ったそうです。彼が「何に感謝していたの?」と聞いたら、彼女が「素敵な一晩をありがとうと感謝していたの」と言うわけです。

 

女性からすれば、少しくさいと思うかもしれませんが、男性の方からするとグッと来るんです。僕はこの話をいろんな男性にしているのですが、「やられた!イヤあ、それは持って行かれた!」と声を揃えて言うのです。この感覚は女性にはよく分からないかもしれません。

 

しかし、これをあざとくやったら意味がないのです。でも、すごく素直に自然に感謝してくれたら、「俺はこの人と結婚しよう」と思ってしまうぐらい決め手になるのです。その彼女は、芯からそう思ってお月さまに「ありがとう」と手を合わせたということです。これで「えーっ」と思う女性はまだまだ素直な心が足りないと思います。

 

逆に、男性でもちょっとしたことで「ありがとう」と言える人は素敵です。例えば、これも聞いた話ですが、彼が彼女の部屋を朝出て行ったあと、玄関にポストイットで小さく「君と一晩過ごせて、僕は死んでも悔いがないくらい幸せだよ」と書いてあったそうです。それが「私はこの人と結婚しよう」という決め手になったそうなのです。

 

そういったことをさりげなく言える男性は少ないのですが、ポストイットだったらぎりぎり書ける人はいると思うのです。相手に対して感謝をさりげなく伝えること、ちょっとしたことでも「君の手料理、いつもおいしいねー!」とか、「君は笑顔が素敵だよ」とか素直に伝えることができるなら、そういう人は恋愛の指数が高い人です。

 

普段から人生の素敵な面、人のいいところを見て、感謝を絶やさない生き方をすること、それがやはり恋愛のセルフイメージを高める方法だと思います。

 

 以上、「恋愛セルフイメージを高める6つの方法」を見てきました。いきなり全部は難しくても、できそうなところから始めることをおすすめします。それは、今日いい映画を見ることかもしれませんし、今日会う人の長所を見ることかもしれません。でも、人生を誰かと分かち合いたい、愛し愛される関係を持ちたい、そちらの方向に行きたいと思うのがとても大事です。

 

 パートナーがいる方は、ぜひこれを実践して今パートナーが人生にいてくれることを心から味わい、感謝していただきたいと思います。

 

 パートナーシップは、人生に幸せをもたらす鍵です。

 

                        本田健

 

 

 

本田健の人生相談『DearKen』パートナーシップ編